三国志真戦 シーズン10の新要素・新武将・事件戦法について

三国志真戦 シーズン10の新要素・新武将・事件戦法について

どーも、シーズン9(中原平定)をプレイ中のリーレだ。
今回はシーズン10(官渡の戦い)の新要素や新登場武将、事件戦法について解説していきたいと思う。

新要素

勢力特性

新要素1つ目は勢力別に特性があることだ。
それぞれの特性については下記表の通り。

勢力名勢力特性中級戦車特性上級戦車特性
曹操部隊内に魏武将が2名いると「協力-魏」が全体で有効に(ただし効果は通常の70%)兵器部隊専用戦車。
兵種相性の影響を受けない「投石」指令を使用可能(周囲2マスの領地に対して攻城を行うことができる)
投石ダメージが大幅に増加
袁紹部隊内に群武将が2名いると「協力-群」が全体で有効に(ただし効果は通常の70%)弓兵部隊専用戦車。
配置後に自動で周囲1マス内の敵軍に攻撃
射撃ダメージを大幅に増加。また、城・関・埠頭などの複数ますにも建築可能(射撃範囲は建築の周囲1マス)
孫策部隊内に呉武将が2名いると「協力-呉」が全体で有効に(ただし効果は通常の70%)槍兵部隊専用戦車。
突撃指令を使用できる(部隊の攻城値増加&攻城時間の短縮)
突撃ダメージが上昇。さらにプレイヤーとの交戦における最初の戦闘において、敵の八九のレベルを2つ下げる
劉備部隊内に蜀武将が2名いると「協力-呉」が全体で有効に(ただし効果は通常の70%)盾兵部隊専用戦車。
噴射指令を使用できる(指定の土地に持続性の火炎ダメージ)
噴射による部隊・建築へのダメージが増加。さらに目標領地に放火が可能になる
張魯指令壇レベルの上限が1増加(最大21に)
建築に必要な資源消耗が減少
駐屯指令が使用できる(1部隊を動員可能な戒車駐屯地を素早く建築可能)
2つの同兵種を収容可能に。さらに建築した戒車駐屯地レベルが2に上がり、2部隊動員できるようになる
韓遂軍営の指揮兵数バフ効果が10%上昇騎兵専用の戦車。
戦車内で徴兵可能に。機敏値を消費することで徴兵速度を上げることができる
戦闘後すぐに負傷兵の30%を回復

勢力ごとに「協力-○」の恩恵が3名同じでなくても1名だけであればある程度受けられるという特性や、勢力ごとに使用できる兵種が限られているものの、距離が離れていても攻城ができたり、攻城時間の短縮や戦車内で徴兵可能など様々な特徴がある勢力限定戦車を使用することが可能。

勢力ごとに編成への影響が大きい特性のため、選ぶ際には同盟の方針で決まった勢力に入る場合は編成を練り直す必要があるかもしれない。

新建造

新要素2つ目は城内の新建造が登場することだ。登場する建造は「堅塁」「陥穽」の2つだ。それぞれの効果は以下の通り。
いずれも、戦車に対しての影響がある

堅塁
・君主殿9にすることで建造可能。
・建造することで「補強指令」が使用可能になる。
・補強指令を使用することで、最大耐久と耐久値を増やし更に戦車の攻城ダメージを低下させる効果を付与する。
※補強には政策書3つ+資源+強化時間が必要
・主城及び支城以外(柵や櫓など)に対しては20%の効果しか獲得できない。

陥穽
・君主殿8にすることで建造可能。
・建造することで陥穽を建築可能に。
・陥穽は非友好同盟には見えない建築物。陥穽がある領地に侵入した際発動し、陥穽が壊れるまでの間、行軍を止める。
※建築には政策書4つ+資源+建築時間が必要
・戦車に対して追加でダメージを与える。

シーズン10で追加される新建造。カテゴリーは守備のところに分類されている。

登用令

3つ目の新要素は登用令が復活することだ。ただし、シーズン9の時と対象が違う武将がいるので注意が必要。

今回対象の武将と、勢力変更については以下の通り。いずれの武将も群勢力へ変更されるようになっている。

武将名 変更前勢力 変更後勢力
太史慈
賈詡
張遼
趙雲
魏延
甘寧

民心

4つ目の新要素は民心システムの復活だ。シーズン4でも同様の仕様があったので、覚えている人もいるだろう。

民心は上げることで郡内にて
建築速度アップ(最大25%)
屯田産出量アップ(最大30%)
敵軍の士気消耗が増加(最大40%)
という影響を及ぼす。

民心はNPC城や埠頭の占領、大型・小型軍屯を建築することで増加させることができる。
激戦区になる資源州では、戦闘になるであろう郡のNPC城を確保しておくことで民心上優位に立つことが可能だ。

ただし、リーレの正直な感想としてはそこまで大きな影響を及ぼさない仕様だとは思っている。
そもそも門神の影響で(前線で中々動きが無いので)部隊の大行軍は無いだろうし、建築物も速度が上がったからと言って、何度もお世話になることは無い。
屯田産出量については多少恩恵があるが、シーズン中盤以降はその屯田増加量は誤差と言えるレベルだからだ。

全く無視できるレベルでは無いものの、勢力の優劣性に影響するようなものでは無いと言えるだろう。

冀州軍団

5つ目の新要素は冀州軍団が登場することだ。

これもおそらくシーズン8で登場した西涼軍団と同じ仕様だ。討伐することで銅貨を獲得可能だが、同レベルだと手強いこと間違いないので、余裕が出てくるまでは必要最低限で当たる方が良いだろう。
※シーズン8の西涼軍団についてはこちら

冀州軍団の様子。西涼軍団と同じく営地があり、そこから兵士を補充している

新武将

張苞

新武将1人目は張苞だ。
兵種適性はSが槍兵のみで、Aが騎兵と盾兵。ステータスは武力・統率は高いが知力が低い。

武力は比較的高いほうではあるが、知力は同じ星5武将であれば下から数えたほうが早いと言えるほど低い。そのため、計略ダメージには細心の注意を払う必要がある。

固有戦法

【戦法簡易説明】
・アクティブ戦法(発動率35%)
自身+友軍単体に2回の防御効果付与(1ターン持続)
・自身が発動ターン中に通常攻撃を行うと目標に兵刃ダメージ+掠陣状態にする
・すでに略陣状態の場合はその効果を解除する代わりに、自身の武力を増加させる(効果は戦闘終了まで続く)
・関興が同時に出陣している場合は防御効果付与対象はかならず関興になる

防御効果付与+戦法発動時のターンに通常攻撃を行った際に兵刃ダメージを与えるという戦法。掠陣効果という特殊な効果を与える貴重な戦法で、この効果をもつ関興と同時編成を行うことで追加効果を効率良く発動させることが可能。

発動率がやや低いという欠点があるが、SP諸葛亮を使うことで補うことが可能。通常攻撃ができないと固有戦法の強みを活かせないので、虎踞鷹揚を持たせて封印対策+火力アップを狙うといいだろう。

関興

新武将2人目は関興だ。
兵種適性は張苞と同じくSが槍兵のみで、Aが騎兵と盾兵。ステータスは武力・統率は高いが知力が低い。

武力は比較的高い。ただ、張苞よりマシなものの知力は低い部類に入るので、計略ダメージには注意が必要だ。

固有戦法

【戦法簡易説明】

・準備ターンが必要なアクティブ戦法(発動率40%)
・自身+友軍単体に30%の離反効果付与(2ターン持続)
・敵軍に兵刃ダメージ。ダメージは敵軍全武将に等分されるが、副将1名につき最大120%増加
・攻撃時に掠陣状態を付与する。攻撃対象がすでに略陣状態の場合は解除する代わりに被兵刃ダメージを増加させる(重ねがけ可能。戦闘終了まで継続)
・張苞が同時に出陣している場合、離反効果は必ず張苞が選ばれる

自身と友軍単体に離反状態を付与し、更に敵軍全体に大ダメージを与える戦法。準備ターンが必要というネックはあるが、ダメージ率300%+αという驚異の火力なので離反効果による回復量も期待できる。

準備ターンが必要というネックはSP諸葛亮の固有戦法でスキップできる可能性があるので、「SP諸葛亮・張苞・関興」で組み合わせることで陣営バフが付く上に戦法相性のいい編成が可能。
先行体験版でも猛威を振るっているので、シーズン10で流行る編成の1つとなるだろう。

関興戦法発動時のログ。1人撤退しているので対象は2人のみだが、1回発動で1100ほど回復している

許攸

新武将3人目は許攸だ。
兵種適性は兵器を除き全てA。兵種宝物必須武将ではあるが、編成幅が広い武将と言える。

ステータス面では知力がやや高いものの、同コストの沮授や程昱、コストが5の郭嘉などと比べると全体的に低めに設定されている。

固有戦法

【戦法簡易説明】
・指揮戦法
戦闘開始時に、敵軍全体に15個の隙間を付与
・「敵軍単体」で通常攻撃を受けた際に、その武将の隙間を1つ解除しステータスを低下させる
・敵軍単体の隙間を全て解除した場合、その目標を「1ターン虚弱」「2ターン被ダメージ増加」状態にする
・敵軍全体の隙間を解除すると敵軍2人のステータスを低下させる

通常攻撃を行うたびにステータス低下の弱体効果を付与するという戦法。
指揮戦法のため刮骨療毒や草船借箭による解除対象外となる上に、その効果は戦闘終了まで続くという強みがある。ただし、以下の点に注意が必要。

【注意点】
・隙間を解除する条件「敵軍単体」というのが、通常攻撃目標単体のことを示している為、馬超の固有や矢志不移による範囲攻撃は解除対象とならない点には注意が必要。

隙間状態自体は弱体状態の判定はない。そのため、程昱の固有「弱体状態の敵には~」によるダメージは戦闘直後は発生しないので注意が必要(通常攻撃によりステータスが低下すればそちらで弱体状態扱いとしてカウントされる)

戦闘準備ターンのログ。敵軍3人に隙間を付与
程昱の固有による計略ダメージが、隙間を暴いたことによるステータス低下が起きた戴陵にしか入っていない
馬超の範囲攻撃による隙間暴きのログ。元々の攻撃目標の曹真のみしか暴けていないのが分かるだろう

継承戦法

士争先赴(張苞・関興)

【戦法簡易説明】
・パッシブ戦法
・固有アクティブ戦法のダメージを増加
・固有アクティブ戦法発動前に50%の確率で敵軍2~3人に兵刃ダメージ

固有アクティブ戦法のダメージアップ+発動前に複数人に兵刃ダメージを与える戦法。
発動することで効果を発揮する戦法なので、準備ターン不要の発動率が高いアクティブ戦法持ちの武将と相性が良い(関銀屏・孫堅・楽進など)

即断即決(許攸)

【戦法簡易説明】
・アクティブ戦法(発動率最大40%)
・敵軍の兵力が最も高い対象に強制的に挑発させ、その武将の被ダメージを増加させる

今までにありそうでなかった少し特殊な戦法。この戦法が発動することで敵軍の兵力が多い武将を被ダメージが増えた状態で攻撃することが可能になる。

ただしこちらが挑発状態となるので、
自軍の刮骨療毒や草船借箭の効果によって解除されてしまう
・弱体状態扱いになるので、程昱の固有や敵軍の沮授の弱体延長対象となる(ただし、相手の被ダメージ増加は相手のデバフ判定なので延長対象外)
という点に注意が必要だ。

即断即決の挑発効果を解除してしまった戦闘ログ

事件戦法について

単騎千里

【戦法簡易説明】
・パッシブ戦法
・ 自身が固有の準備戦法発動時
70%(武力の影響あり)の確率で洞察+武力上昇。2ターン持続
②自身が通常攻撃を受けた際、攻撃者に1回反撃(1ターンに1回まで発動)

【必要武将】
関羽+群星5武将2人+蜀星4武将2人

 

固有の準備戦法発動時に、高確率で洞察状態になるパッシブ戦法。

元々の確率が70%と高いのに加えて、武力依存で更に付与確率が上がる。魏延の固有戦法による準備ターンスキップが75%+武力依存であったことを考えると、どれくらい発動するのか分かりやすい。

武力依存であることや反撃の恩恵まで考えると、適性武将は「関羽・黄忠・関興」が最適。
ステータスや固有戦法の性能から悩みはするが、「袁紹・華雄」あたりもこの事件戦法を十分活かすことが可能だ。